上海ディズニーランドに行ってきた2023夏-準備編-
こんにちは。
京大ディズニー同好会のきむです。今は院生です。
今回は上海に行く用事があったので、ついでに上海ディズニーランド(SHDL)に行ってきました！
用事のついでにSHDLに行くのか、SHDLのついでに用事を済ませるのか…？
さて、今回はSHDL連続記事の第1回ということで、まず国内での準備についてお話しします。
実は手間なところを旅行代理店の方にしていただいたので、若干不十分かと思いますが、今後の参考になれば幸いです。
目次はこちら
パスポートの取得(2ヶ月以上前)
まずはパスポート取得から。
海外旅行にはパスポートが必須です。
パスポートの取り方ですが、必要書類を揃えて住んでいる・実家の自治体の旅券事務所に行きましょう。
例えば京都の場合はこんなページがあって、いろいろ必要な情報がわかります。マイナポータルアプリでオンライン申請もできたり。
必要書類とは...
- 一般旅券発給申請書
- 戸籍謄本（全部事項証明書）
- 写真
- 申請者本人を確認する書類
- 有効期限の切れたパスポート
- 住民票（原則不要です。）
このサイトによると...
オンライン申請の場合、2以外はマイナポータルアプリで完結しますが、2だけは郵送しなきゃいけないですね。
一般旅券発給申請書というのは、旅券事務所で貰って書くか様式をダウンロードして記入すればOK！
戸籍謄本は本籍地で発行しなきゃいけないので、親御さんに確認しましょう。
本籍地の役所に行かないといけないんですが、大学生は下宿がちで本籍地にはいないもの。
そういうときはコンビニ公布のサービスを使ってみてください！
www.lg-waps.go.jp本籍地の住所は、運転免許を持っていればスマホで確認可能です！
www.excite.co.jp写真に関しては、色々規格があって面倒ですが、
- 写真屋さんで撮ってもらう
- 証明写真機で撮ってもらう
の2つやり方があって、私は『写真屋さんで撮ってもらう』をおすすめします。
なぜか？
『査証申請で別の顔写真が必要だから』です！！
後でお話しますが、中国渡航に必要な査証(ビザ)、まあ事前審査みたいなもんですけど、これの申請にパスポートの写真とは違う写真が必要で、しかも『写真のルールがめちゃくちゃ厳しい』んです！！
確かに顔写真は証明写真機で撮れるし、データにもなりますけど...
ちょっとおでこに髪がかかっているだけでアウト、とかなので、撮り直しが無料でできたり色々教えてくれるプロの方に撮ってもらう方が簡単に済みます！！
パスポートの写真と中国ビザ用の写真が欲しいって言えば大丈夫だと思います。
最寄りのカメラのキタムラさんとかで撮ってもらいましょう！
本人確認書類は免許証とかマイナンバーカードとかの顔写真付きのやつですね。
有効期限の切れたパスポートは以前パスポートを持っていた方向け
住民票はその地域に住民票を移してない方向けです。
これらを揃えて申請します。
書類を持って窓口に行く(オンラインの場合は戸籍謄本を郵送する)と、だいたい申請受理後1週間程度でパスポートを受け取れます。
で、受け取りの際には収入印紙で支払いします。収入印紙は郵便局で買えますよ。
京都の場合、手数料とパスポート発行料が必要で、
京都府手数料2000円を公共料金の支払い同様コンビニや郵便局、金融機関で支払ってきます。
手数料用の支払い用紙は申請したときにもらえます。
オンラインの場合はいったん先に窓口まで行って、支払い用紙をもらってください。
で、パスポート発行料を収入印紙で旅券事務所の窓口で支払います。
これが面倒ですが、書類提出後にすることは、
という流れです。
ちょっと面倒ですが、2,3ヶ月前には済ませておきましょう！！
まとめると、
- パスポート申請は余裕を持って2, 3ヶ月前に!
- 手続きは本籍地(実家)か住んでるところのサイトを参照
- 落とし穴：顔写真は査証(ビザ)申請でも必要だから写真屋さんで撮ろう!
航空券購入・査証(ビザ)取得
さて、これらどっちをするのにもパスポート(の番号)が必要なので、先にパスポートを取る必要があったんですね。
航空券・ホテル
今回私は代理店を介して行ったので詳しいことは知りませんが、航空券の手配は国内線のそれと変わらないはずです。ホテルの予約も同様ですね。
パスポートの番号が必要とかそれくらいだと思うので、いい感じのを決めてください。
そうそう、上海ディズニーランドは上海の浦東新区にあって、最寄りの空港は上海浦東(プードン)国際空港ですが、帰りは上海虹橋(ホンチャオ)国際空港がいいかもです!
なんでって？
そう、上海虹橋国際空港には「上海ディズニーリゾートストア」があるから！！
浦東には無いんですよね......
もちろんお住いのエリアから近い空港を使うと思うので、就航があるかはわかりませんが、もし選べるなら特に復路で上海虹橋国際空港はアリですよ!!
ちなみにホテルは浦東新区のホテルがいいと思います。
僕が泊まったのは、ザ キューブ、浦東- 浦東国際空港(上海浦东绿地铂骊酒店)です。
浦東空港から近い&ディズニーからも近く、朝食バイキングがあって、しかもスタバ・マクド併設、道路向かいにショッピングモール、裏手にファミマもあって色々便利でよかったです。
このホテルではホテル7:20発ディズニー行きのバスが出ていました。
(アーリーエントリーに間に合わないんでタクシーに乗りましたけど)
帰りのバスはディズニーのバスターミナル22:15発ホテル行きのバスが最終だと思います。
ここじゃなくても、浦東新区のホテルは割とどのホテルもディズニーへのシャトルバスが出ているっぽかったですし、そうでなくてもタクシーで行けば問題ないっちゃないです。
査証(ビザ)申請
さて問題はビザ申請で、さっきも言いましたが中国のビザ申請がめちゃくちゃ厳しい。
詳しくはビザセンターのサイトを見てほしいんですが、
必要書類を揃えるのはもちろん、顔写真のルールが厳しいんです。おでこ全部出すとか、服の色とか、写真サイズとか…
なので顔写真は写真屋さんで撮ってもらってください!
撮り直しできたりするので証明写真機よりいいですよ！
それで、必要書類（観光ビザなら航空券/ホテル予約のコピーとか）をそろえて手続きを進めていきましょう。
私は代理店の方にだいぶやってもらったので、個人の場合がわかりませんが、代理店利用もおすすめです。費用がかかりますが...
パークチケット購入
こちらは『上海ディズニーリゾートアプリ』or『上海ディズニーリゾートwebサイト』経由で行ってください！
ディズニーアカウントも必要です。もしかするとSHDL用に新しく必要かもです。普段舞浜とかDisney+で使ってるアカウントでログインできなかったので...
チケット購入はKLOOKやKKdaysなどのチケットサイトでもいいですが、公式アプリがあるのでそっちのほうが考えることが減って楽だと思います。
チケットの種類
購入するパークチケットはEarly Bird Combo(早鸟套餐)という早割チケットを買いましょう。普通のワンデーチケット(一日票)よりいくらか安いです。
が、13000円くらいしました(2023/8の土曜日)
パークチケットを購入できるのは1ヶ月前から。
枚数にはかなり余裕があります。
プラスアルファの話になると、フードバウチャーとかもあるんですけどそれは置いといて、プレミアアクセスとアーリーエントリーの話を。
プレミアアクセスは当日入園してからの購入が基本で、アトラクション単体から3つ、６つセットとかがあります。
最初からプレミアアクセスを買っていろんなアトラクションに乗りたい方は、Disney Dream Day Package(迪士尼妙游一日套票)を購入するといいと思います。
また、アーリーエントリーについては、Early Park Entry Pass(乐园早享卡)として開園1時間前に入れる日本のアーリーとおなじものが有料で売られています。
3000円くらいで、8:30開園のときだったので7:30から入れるチケットでした。
こちらは1週間前から中国時間の0時=日本の深夜1時から発売で、朝には売り切れるので注意です！
パスポート番号入力
パークチケット購入の際、購入者のパスポート番号が必要です。4人分を1人で買う場合、代表で買う方1人のみのパスポート番号が必要となります。ほかの人の分は不要です。
入園の際、エントランスでアプリ画面&パスポートの提示を求められ、購入時の番号と照合しているようです。
チケット購入時に必ず入力ミスをしない&入園時にパスポートを持って行ってくださいね！
そうそう、決済に楽天カードは使えません。
というか中国系サービスの決済は基本楽天カード無理でした。
まとめると、
- チケット購入にはパスポート必須
- 決済できないカードもあるよ(楽天カード×, paypayカード〇でした)
その他必要な物品
- 変圧器(日本の延長コードやドライヤーなどの家電を持っていく場合)
中国は日本より電圧が高いので、家電とかが使えません。
コンセントの形は同じなので挿せるんですけどね。
スマホの充電器とかは国際対応で、文字が書いているところに100~240Vとか書いてあれば使えます。
上から2行目にinput:100~240Vと記載のAnkerの充電器 - 海外で使えるSIMカード
これはマストです。
なぜなら海外通信は高額&中国ではLINEとか使えないから。
何もせず海外に行くと、国際ローミングでバカ高い請求が来たり、そうでなくても2980円/日とかかかるのでお勧めしません。
おすすめはahamoか、Amazonで買える香港SIMカードです。
eSIM使わないならSIMピンもお忘れなく。
Amazon.co.jp: 【中国聯通香港】大中華 30日間 12GB利用可能 中国全省 澳門 台湾 4G接続 データ通信 上網SIMカード : 家電＆カメラ
ahamoは20GBまで国際ローミング無料なので便利ですし、香港SIMカードも12GBで2000円くらいなので使い切りにはちょうどいいです。
中国のファイアウォールも抜けてGoggle,LINE, Instagramとか使える(ahamoはchromeが不調気味だった)ので、どちらかまたは両方を使ってください。
最近のスマホはeSIMが使えるので、ahamoしかり、ChinaUnicomのeSIMを契約すると差し替えの手間が減ってSIMピンもいらないのでお勧めです。 - VPN
海外SIM使うならなくてもいいですが、一応。
学生なら大学が提供しているやつがあります。
まとめると
- 必要なものは国内旅行とそう変わらない
- ヘアアイロンとかドライヤーとかの家電を持っていくなら変圧器が必要
- インターネットを使うために海外ローミングか海外用SIMを準備
- 海外用SIMなら中国での検閲を取りぬけるものを or VPNを準備
中国必須のアプリたち
現金が基本使えないので、QR決済アプリと、Google mapがまともに動かないので地図アプリがマストです。
先ほどお話したように、中国では日本で使えてるものがだいたい使えません。
決済はほぼQRコードアプリなので、WechatかAlipayが必須です。
道案内もGoogle mapが使えないので、中国の百度地図や高徳地図というアプリを使いましょう！
決済系
決済はWechatかAlipayかのどっちかだけあればいいと思います。
Wechatはチャットもできて予約購入とか電子版の観光案内とか見られて総合的には便利です。
Alipayは決済のみかな、Wechatより決済だけに絞ってる分Paypayのノリで使えるのでわかりやすい気はします。
Alipayの使い方については、以下のようなサイトを参考にしてください。
ちなみに2023年7月から、Alipayやwechatには国際クレジットカードが直接登録できるようになって大変便利です。
もし参考にするサイトに『クレジットカード登録の際に"Tourcard", "Tourpass"を使う』という記述があれば情報がかなり古いので、見るのをやめましょう。
さて、僕はAlipay使ったので備忘録を書いておきます。
ディズニー行くだけならAlipayがあれば決済できました。(最近Internatinal versionをアプリ内で選べるようになったので、Fully Englishがすごく分かりやすいです)
Alipayを使う場合、setting->”Account and Security”->”Identity Informatin”でパスポートと顔写真の登録をちゃんと済ませておきましょう。
これを適当にやった結果、私は上海ディズニーのショップで決済不可になって泣きました(3敗)
決済に使える国際クレカは楽天カード(VISA)以外ならたぶん登録できます。
VISA以外の楽天カードはわかりませんが、国際利用ならVISAカード登録が安牌だと思うので、例えばエポスカードだったりpaypayカードだったりを登録してくださいね。
ただ、paypayカードの欠点として、Alipayアカウントを停止されたときに困るのと、SMS認証があることです。
といいますのも、先ほどの”Identity Informatin”の関係で、ディズニー行ってるときにアカウントが停止されまして。
『パスポートの写真と顔写真とクレカの券面の写真送れ』って言われたんですよね。本人確認とクレカのカード番号正しいかどうか確認する的なやつです。
ただpaypayカードはバーチャルカードがメインで、リアルカードはナンバーレスなので、paypayアプリのスクショを送って「すまん、バーチャルカードやからこれで頼むわ(英語)」って何とかしてもらいました。
30分くらいで返事が来るので、まあすぐ解決はしました(1時間くらい)
ただ...paypayカードのスクショ取るのも一苦労でした。
というのも、SMS認証必須&日本のネットワークじゃないと動かないんですよね、paypayアプリ...
SMS認証はそのSIMを挿していれば国外でも受信はできるんですけど、その電話番号のSIMカードを抜いて中国用に変えてたので、何も受信できず。
かといって受信できるSIMにしているとインターネットが使えなくてpaypayアプリが使えず。
たまたまスマホを2台持ちしていたので、paypayに登録しているSIMカードを挿し、SMSを受信したうえで、もう片方のスマホから中国回線をテザリングかつVPNを通すことで日本のネットワークに入ってなんとかpaypayアプリを使えました。
めちゃくちゃめんどくさかったので、”Identity Informatin”の登録だけは本当に丁寧にやっておきましょう。
地図系
百度地図などのmapアプリも、Google mapが使えない以上マストです。
全部中国語で分かりにくいことこの上ないですが、漢字なので雰囲気で分かります。
使い方はGoogle mapと同じなのですぐに慣れると思います。
翻訳系
あと、Google翻訳アプリをインストールしておいて、オフラインでも翻訳できるようにしておいてください。
オフラインで使う分にはどのアプリも使えるので、意思疎通に便利です。
海外旅行で便利！オフラインでも使えるGoogle翻訳を徹底解説 - インバウンドプロ (inbound-pro.com)
あと、SIMカードで国際ローミングする場合だけですが、音声入力で翻訳するのも便利です。
私はこの音声入力機能で上海ディズニーのキャストさんに、「シアターショーのキューラインから出て飲み物買いに行っていいですか?」を尋ねて「この証明カードを持って行ってください、○時○分までに帰ってきてください」という会話を成功させました。
翻訳アプリがあれば何でもできます。
まとめると、
まとめ
ということで、上海ディズニーランド旅行準備編でした。
上手く書けたかわかりませんが、上海ディズニーランドに行きたい仲間たちの助けになれば幸いです。お読みいただきありがとうございました。
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コメントもお待ちしております!!
それでは次回、パーク編でお会いしましょう。
この記事を書いた人
きむ(@kmdsny)
京大ディズニー同好会創設者
気合の入ったオタクなメンバーをやっべ～と常々思っている
